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   第2回フォーラムのお知らせ 開催日:2007年12月7日~9日 開催場所 九段下(東京イタリア文化会館) http://www.acejapan.or.jp/forum/uhip_2007.html
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第2回フォーラムのお知らせ
開催日:2007年12月7日~9日
開催場所 九段下(東京イタリア文化会館)
シャンジュー、ハンフリーがやってくる。
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 考える物質 2章-2数学の精神分析
2-2数学の精神分析

シャンジュー『数学に対するあなたの態度は、考察というより感覚なんでしょうか?』

コンヌ『むしろ直観、苦労して構築された直観ですね。ぼくにとっては実在論と唯物論はまったく両立不可能であるとは思えません。数学的実在の存在を、作業仮説として受け入れる為の代償とは何でしょうか?』

シャンジュー『真の代償とは、いかにしてわたしたちの「認識器官」がそういう性質をもった対象を生み出すかを理解することです。』『プラトン的な「実在」を「発見する」という「感覚」は、この問題に関して、まったく内省的であるが故に、主観的な見方にすぎないのではないかと思います。』

コンヌ『我々の議論は「実在」という言葉の定義を巡って行われていますが、ぼくにとって、実在とは、(略)認識の一致と永続性によって定義つけられるものです。』

シャンジュー『それは、十分条件ではありません。ウィチョル族は年に一度キノコを食べて、全員本当に天国に上った感覚を味わいます。ですから「認識の一致」は客観的現実を定義するに十分ではありません。』
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考える物質 ジャン・ピエール・シャンジュー | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2007/11/18(日) 16:27)

 考える物質 第2章プラトンは唯物論者か?
第2章プラトンは唯物論者か?

2-1唯物論者の知的禁欲
シャンジュー『唯物論者は、スピノザの用語を使って言えば、知的「禁欲」というかたちの悟性の改善を前提とする。この「禁欲」によって、自分にとりついている神話の残骸、とりわけプラトン主義を除去しようとする。唯物論的説明は人間を自然のなかに立ち戻らせます。』

コンヌ『人間とは関係なく、生の普遍の数学的実在が存在します。脳によって認識されます。人は脳の機能を理解すればするほど、それをうまく使うことができます。しかしだからといって数学的実在が脳によって変化させられることはない。』『時空に局限されてないが故に物理的現象よりはるかに安定した現実をこの感覚によって知覚できるのだと思います。単純さという概念に対する感受性を、数学者は徐々に発達させていくのです。』

シャンジュー『しかし、その単純さを創造しているのはあなたなのです。単純さが非物質的な起源をもっていることの証明になるでしょうか?』
『自然のなかに人間と関係なく「自由」が存在するとはだれも言わない。数学的証明は、歴史が「自由」の概念から引き出しうるものよりずっと厳密です。しかしそれぞれの概念がもたらす結果を無視して、自由の概念と同じくらい抽象的な概念を、整数の概念と比較することはできないのだろうか?なぜそれほど根本的な性質の違いを認めるのだろうか?』

コンヌ『道具と研究対象の現実とを混同しないようにしたい。』

シャンジュー『混同しているつもりはありません。「道具」は、数学者の脳が作り出し、本当の物質的現実をもつ、対象を研究するのに役立つからです。』

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(2007/11/18(日) 16:26)

 考える物質 1章-5数学は唯一つの言語でしかないか?
1-5数学は唯一つの言語でしかないか?

コンヌ『物質的世界の実在を立証するものはなんでしょう?主として我々の近くの一貫性であり、永続性です。数学的実在は同じ性質を持っています。(中略)日常の現実と同じぐらい頑丈です。』

シャンジュー『存在と思考の間に本質的は違いをたてる人が「実在論者」です。』『私は「物質の実在」と「数学的実在」とはっきりと区別しています。』

『数学的実在の存在はわたしには人間の思考と関係があると思われるのですが、人間の思考そのものが種の<進化>の産物です。』

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考える物質 ジャン・ピエール・シャンジュー | 固定リンク | トラックバック:0 | レス:0
(2007/11/18(日) 16:26)

 考える物質 1章-4数学には歴史がある
1-4数学には歴史がある

シャンジュー『次のような意見にたいして疑いをもっています。つまり数学の扱う対象は、物質および脳の支えとはいっさい関係なく「この宇宙の中の」どこかに存在しているという意見にたいしてです。』

シャンジュー『数学者が論理的一貫性の規則、排除の規則、形式主義を念入りに作り上げるとき、数学者は一つの普遍的言語を構築しているのであり、その普遍的言語によって数学者は前もって構築しておいた対象の特徴を認めることになるのです。結局は数学者は自分が想像したものを結果だけ「発見する」!』

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(2007/11/18(日) 16:24)

 考える物質 1章-3発明か、それとも発見か?
1-3発明か、それとも発見か?

シャンジュー『数学的対象の本質に話を進めてみよう。これには「実在論」と「構成主義」という真向から対立する2つの立場があります。直接にはプラトンからアイデアを借りている「実在論者」にとって、世界には感覚的実在とは別の実在をもっているイデアがあるとされます。デカルトは「私が三角を描くとき、(中略)わたしがその形態を発明したのではなく、いかなる意味でも精神に依存していない。」といってます。
「構成主義者」にとっては、数学の扱う対象は、数学者の思考のなかにしか存在しない理性的存在です。質量と関係のないプラトン的世界は存在しません。数学者のニューロンとシナプスの中にしか存在しない。ロックやヒュームのような経験論哲学者に見られます。』

コンヌ『ぼくは実在論の観点にかなり近いと思っています。(数学的)実践が生の事実を発見するのです。』

シャンジュー『私は反対にそういう数学的対象はあなたの脳のなかに物質的に存在しているのだと思われます。』

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(2007/11/18(日) 16:23)

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